日本基督教団 仙台東教会2020年3月17日3 分風媒花通信 2020年4月号 創刊第14号孫との記念撮影に上京した折、久々に「展覧会の絵」を観たいと思い立ち、上野まで足を伸ばしました。ヒュッゲ(Hygge)ということば。デンマーク語だそうです。「ハマスホイとデンマーク絵画」(東京都美術館で開催中)ではじめて知りました。「ヒュッゲ」は日本語には正確に訳すことができ...
日本基督教団 仙台東教会2020年2月23日3 分風媒花通信 2020年3月号 その日は安息日であった。そこで、ユダヤ人たちは病気を癒やしていただいた人に言った。 「今日は安息日だ。床を担ぐことは許されていない。」 しかし、その人は、「私を治してくださった方が、『床を担いで歩きなさい』と言われたのです」と答えた。彼らは、「お前に『床を担いで歩きなさい』...
日本基督教団 仙台東教会2020年2月23日3 分風媒花通信 2020年1月号 高橋紀子さん受洗お祝い特集号①受洗おめでとうございます。 信仰告白を伺い。昔々のことを思い出しました。自分のことをみんなが祈ってくれているんだ。教会という群れの中に入れてもらえるんだ、と思ったものです。 受洗は、イエスさまに従って生きていく、という決心をしたスタートです。これからの方が長い路のりのはず...
日本基督教団 仙台東教会2020年1月26日3 分風媒花通信 2020年2月号 アブラハムが妻サラとの間に生まれたイサクを捧げよと、主から命じられたことは、神の啓示という事柄が、いかなるものであるかを示しています。 まず、神の命令が、アブラハムにとって、これ以上苛酷な事はありえないことであったことを思うと、唯一者なる神への信仰というものが、人間の内心の...
日本基督教団 仙台東教会2020年1月25日2 分 2020年1月12日 №125-54 「主イエスの洗礼の秘義・十字架の血潮」ヨハネによる福音書1章29節~34節(P.164) 主イエスの洗礼に秘められている核心は、十字架の血潮です。 「イエスは言われた。『あなたがたは、自分が何を願っているのか、分かっていない。この私が飲む杯を飲み、この私が受ける洗礼(バプテスマ)を受けることができるか。』」(マ...
日本基督教団 仙台東教会2020年1月11日3 分2020年1月5日 №125-53「神が人となりたもうた。受肉の秘義。」 ヨハネによる福音書1章14節~18節(P.163) 祈らずにはいられない心の痛み、辛さをわたしたちは、日々抱えています。この苦悶のさなかで、わたしたちは「かりそめの慰撫」を求めて、自分自身の願望を神格化する誘惑に駆られてしまうのです。...
日本基督教団 仙台東教会2020年1月5日2 分2019年12月29日 №125-52「あなたがたは約束による相続人なのです。」 ガラテヤの信徒への手紙3章26節~4章7節(P.346~347) 先週に引き続き、テキストは、キリストにあずかる洗礼を授与された者についての考察へと私どもを導きます。 人種・民族、性差も、身分の差も、もはやキリストにある一致におい...
日本基督教団 仙台東教会2020年1月5日3 分風媒花通信 2020年1月号 高橋紀子さん受洗お祝い特集号① 受洗おめでとうございます。 信仰告白を伺い。昔々のことを思い出しました。自分のことをみんなが祈ってくれているんだ。教会という群れの中に入れてもらえるんだ、と思ったものです。 受洗は、イエスさまに従って生きていく、という決心をしたスタートです。...
日本基督教団 仙台東教会2020年1月5日3 分風媒花通信 2019年12月号『仙台二十人町教会の想い出』 横山義正 考えてみれば私の運命はすべて神さまの思いのままであったと思う。明治四二年生まれの父は祖父により東北学院中学校に入学させられた。当時のシュネーダー院長の強い感化を受け、自分の子どもたちも学院に行かせたいと思っていた。...
日本基督教団 仙台東教会2019年12月22日3 分 2019年12月8日 №125-49 「滅びをもたらす異端・偽教師の罪を恐れよ」 ペトロの手紙Ⅱ1章19節~2章3節(P.437) 「変貌の山」での出来事(ルカ9:28~36)はペトロだけの経験ではありませんでした。ヤコブとヨハネが同伴していました。モーセとエリヤと主イエスの三人が、神の栄光に輝いていた事実を、...
日本基督教団 仙台東教会2019年12月8日3 分2019年12月1日 №125-48 「いかに美しいことか、良き知らせを伝える者の足は」 イザヤ書52章1節~10節(P.1139~1140) 人類は今、ごく短期間の時のあいだに、急速に滅びへと突き進んでいるということは、多くの人に感じとられています。ただし、いつの時代でも、危機の時代であった事もまた事実です。わたしたちは常に危機に直面してきたのです。けれども今...
日本基督教団 仙台東教会2019年11月30日3 分風媒花通信11月 創刊第8号十月二十日、教会創立百二十四周年記念礼拝を守りました。また仙台東六番丁教会より、奈良岡まさ子姉転入の式を執り行いました。それで、十一月号には奈良岡まさ子姉に、次号には、横山義正に、それぞれ、自由に執筆していただきます。 キリスト教と私 ...
日本基督教団 仙台東教会2019年11月30日3 分 2019年11月24日 №125-47 「真の王権とは何か」 エレミヤ書23章1節~6節エレミヤ書が、このテキストで糾弾しているのは、「羊の群れを滅ぼし散らす牧者たち」である。牧師は言うに及ばず、リーダーシップをもって人の群れ、即ち「共同体」の行く末に責任を担うべく委任される者たちに、等しく向けられている、預言者を通して語られる「糾弾」である。...
日本基督教団 仙台東教会2019年11月24日3 分2019年11月17日 №125-46 「神の約束を信じたモーセを想う」 出エジプト記2章1節~10節(P.95) ハンセン病家族支援法が成立との報道があった。 モーセについて、ヨセフスのユダヤ古代史に、当時流布していたエジプトの伝承に、モーセの名を名乗るオサルシフォスについての記述があり、それは皮膚某患者の監督官だったという。...
日本基督教団 仙台東教会2019年11月16日3 分2019年11月10日 №125-45「行き先を知らずして」 創世記12章1節~9節(P.15~16) アブラハムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三教の源流に、信仰の祖として世界で最も多くの人に記憶され、尊崇されている。 しかし、クルアーンには、「さて、お前たち(ムスリム)、信仰なき者どもといざ合戦という時...
日本基督教団 仙台東教会2019年11月16日3 分2019年11月3日 №125-44「神のようになろうとする罪」 創世記3章1節~15節(P.3~4) わたしたちは、これまで創立124周年記念礼拝から、われら日本での宣教を振り返り、長崎の「信徒発見」から、わずか30年足らず、又、「浦上四番崩れ」という大迫害から20数年しか時を隔たずして、東北に種蒔かれた神...
日本基督教団 仙台東教会2019年11月16日3 分 2019年10月27日 №125-43「福音の希望から離れてはならない」 コロサイ1:15~20(P.368~369) コロサイ書1章には御子による天地万物の創造についての信仰が告白されています。 御子なる神、主イエス・キリストがありとあらゆるものを創造されたという信仰です。...
日本基督教団 仙台東教会2019年10月12日3 分2019年10月13日№125-41「神は世の貧しい人をあえて選びたもうたではないか」 ヤコブ書 2章1節~9節(P.422~423) ヤコブ書が問題としている事柄は、明らかに「富を所有しているか否か」という「属性」によって人格的交わり、わけても主の肢体なる共同体=聖徒の交わりを破壊する他者への「判断」である。 これを端的に「差別」と言う。 牧師の中でさえ、「教会の中では政治的事柄は語るべきではない」などと...
日本基督教団 仙台東教会2019年10月7日3 分2019年10月6日№125-40「悪の根」 1テモテ 6章1節「悪の根」は金銭欲だという。しかるに、人間の歴史は、金銭欲を動機として紡がれてきたことは誰も否定できまい。テモテ書はここで「奴隷制」に言及している。原始基督教時代もまた奴隷制が存在していた。当時は現代に比べると、当然のように奴隷制が前提されていた。ただし、現代世界が奴隷制を...
日本基督教団 仙台東教会2020年3月17日3 分風媒花通信 2020年4月号 創刊第14号孫との記念撮影に上京した折、久々に「展覧会の絵」を観たいと思い立ち、上野まで足を伸ばしました。ヒュッゲ(Hygge)ということば。デンマーク語だそうです。「ハマスホイとデンマーク絵画」(東京都美術館で開催中)ではじめて知りました。「ヒュッゲ」は日本語には正確に訳すことができ...
日本基督教団 仙台東教会2020年2月23日3 分風媒花通信 2020年1月号 高橋紀子さん受洗お祝い特集号①受洗おめでとうございます。 信仰告白を伺い。昔々のことを思い出しました。自分のことをみんなが祈ってくれているんだ。教会という群れの中に入れてもらえるんだ、と思ったものです。 受洗は、イエスさまに従って生きていく、という決心をしたスタートです。これからの方が長い路のりのはず...
日本基督教団 仙台東教会2020年1月26日3 分風媒花通信 2020年2月号 アブラハムが妻サラとの間に生まれたイサクを捧げよと、主から命じられたことは、神の啓示という事柄が、いかなるものであるかを示しています。 まず、神の命令が、アブラハムにとって、これ以上苛酷な事はありえないことであったことを思うと、唯一者なる神への信仰というものが、人間の内心の...
日本基督教団 仙台東教会2020年1月5日3 分風媒花通信 2020年1月号 高橋紀子さん受洗お祝い特集号① 受洗おめでとうございます。 信仰告白を伺い。昔々のことを思い出しました。自分のことをみんなが祈ってくれているんだ。教会という群れの中に入れてもらえるんだ、と思ったものです。 受洗は、イエスさまに従って生きていく、という決心をしたスタートです。...